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沼津駅南口の賑わい拠点計画を国交省が認定、2階建て店舗と広場を2026年10月竣工へ

発表主体: 都市局まちづくり推進課 発表日: 2026-10-15 最終更新: 2026年10月15日
沼津駅南口の賑わい拠点計画を国交省が認定、2階建て店舗と広場を2026年10月竣工へ

国交省が沼津駅南口の民間都市再生事業計画を認定

国土交通大臣は2026年10月15日、静岡県沼津市で計画されている「(仮称)フィル・パーク沼津駅前プロジェクト」を優良な民間都市再生整備事業計画として認定しました。株式会社フィル・カンパニーが申請したもので、沼津駅南口において店舗と広場空間を一体的に整備します。本認定により、事業者は一般財団法人民間都市開発推進機構(MINTO機構)による金融支援を受けられるようになります。

駅前広場再編と旧西武百貨店跡地活用の経緯

沼津駅周辺では、鉄道高架化などを進める「沼津駅周辺総合整備事業」に伴い、車中心から歩行者中心への空間再編が進められています。計画地(沼津市大手町三丁目)は2013年に閉店・解体された旧西武百貨店沼津店本館の跡地で、沼津市の要請によりUR都市機構が用地を取得した経緯があります(沼津市公表資料等による)。

沼津市とUR都市機構は2022年より駅前空間活用の社会実験「OPEN NUMAZU」を展開してきました。今回の民間整備事業は、将来整備される駅前広場空間の本格活用を見据えた実証的な先行拠点として位置づけられています。

プロジェクトの施設スペックと事業計画概要

公表された事業計画の概要は以下の通りです。

  • 事業体制・計画名称
    • 申請事業者:株式会社フィル・カンパニー
    • 事業名称:(仮称)フィル・パーク沼津駅前プロジェクト
    • 開発コンセプト:「沼津湊」(ヒト・モノ・コトが交わる空間再編)
  • 整備事業区域および規模
    • 位置:静岡県沼津市大手町三丁目1番1の一部
    • 事業区域面積:610.14㎡(建築確認申請上の敷地全体は832.32㎡)
    • 建築面積:323.52㎡
    • 延べ面積:505.61㎡(容積対象面積:496.85㎡)
  • 建築物および公共施設の概要
    • 構造・階数:鉄骨造、地上2階
    • 主な用途:飲食店、物販店舗
    • 導入設備:電気、給排水、衛生、ガス、換気、昇降機(エレベーター)、消防設備
    • 公共施設:広場(63.37㎡)を敷地内に整備
  • 事業スケジュール(予定)
    • 工期:2026年4月1日着工、2026年10月21日竣工

関わる主な事業者と業種

  • 都市開発・商業開発事業者:駅前遊休地や再開発準備エリアにおける暫定・実証型施設モデルを検討する事業者
  • 建設会社・施工管理者:駅前広場や歩行者結節点に近接する狭小・都市部敷地での鉄骨造店舗・外構工事に関わる事業者
  • 設計事務所・コンサルタント:官民連携(PPP)による公共空間と民間商業施設の一体設計を手がける事業者

建設実務・施工管理への影響

  • 元請・施工事業者
    • 鉄道駅・路線バス結節点に直結する敷地条件のため、歩行者動線の安全確保や資機材搬入制限を考慮した工程管理が求められます。工期は2026年4月から10月までの約7か月間と短期であり、鉄骨建方や設備工事の効率的な施工計画が鍵となります。
  • 地元建設会社・下請専門工事業者
    • 本格的な鉄道高架化本体工事や大規模再開発に先行し、駅前エリアでの鉄骨造店舗建築、各種設備配管、広場舗装・外構工事などの実務が発生します。
  • デベロッパー・設計者
    • 沼津市が整備する「まちづくり活動拠点」や広場空間と、民間店舗の境界をあいまいに連続させるオープンスペース設計が導入されます。官民境界の占用や広場マネジメントと連動した建築計画の事例として参照されます。

今後の工事日程と駅周辺整備のタイムライン

  • 2026年4月1日:工事着工(予定)
  • 2026年10月21日:工事竣工(予定)
  • 2026年秋:施設オープンおよびエリアマネジメント活動の開始(フィル・カンパニー公表資料等による)
  • 2027年3月末まで:沼津市による「沼津駅舎・駅前広場等デザイン基本計画」の策定完了(沼津市公表資料による)
  • 2040年度:沼津駅周辺総合整備事業における鉄道全線高架化の完了予定(沼津市公表資料による)

今後の事業進捗における確認点

  • 金融支援の具体的内容:MINTO機構による出資・融資・債務保証などの支援形態や拠出規模の詳細は、現時点の発表資料では示されていません。
  • エリアマネジメントの持続的体制:施設竣工後、沼津市・UR都市機構・フィル・カンパニー等の官民連携組織がどのような運営ルールやイベント活用スキームを敷くかが今後の焦点となります。
  • 将来計画との連続性:2040年度に向けた駅周辺の鉄道高架化や本格的な駅前広場再編の中で、本施設がどの期間にわたり実証的な役割を果たし、恒久施設へどう移行・連動していくかは今後の計画進捗を確認する必要があります。

よくある質問

Q. 民間都市再生整備事業計画に認定されるとどのようなメリットがありますか?
A. 認定を受けた事業者は、一般財団法人民間都市開発推進機構(MINTO機構)による金融支援(出資や融資、債務保証等)を受けることができます。

Q. 整備される施設の規模や構造はどのようになっていますか?
A. 敷地面積394.76㎡(建築確認申請敷地全体は832.32㎡)に対し、鉄骨造・地上2階建て、延べ面積505.61㎡の建築物が整備されます。用途は飲食店および物販店舗で、敷地内に63.37㎡の広場も設けられます。

Q. 工事の着工および竣工時期はいつ予定されていますか?
A. 公表資料によると、2026年(令和8年)4月1日に着工し、2026年10月21日に竣工する予定です。

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出典

  • 発表主体: 都市局まちづくり推進課 / 発表日: 2026-10-15
  • 民間都市再生整備事業計画の内容の公表(PDF)
  • 掲載ページ

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