SiteRebarとは?AI画像認識で鉄筋計測をワンマン化し帳票作成まで効率化する配筋検査システム

SiteRebarとは?AI画像認識で鉄筋計測をワンマン化し帳票作成まで効率化する配筋検査システム ロゴ・サービス画像

ステレオカメラを搭載した端末で撮影した画像から、AIが鉄筋の本数・径・間隔を自動計測する配筋検査システム端末。国土交通省の鉄筋出来形計測要領(案)に対応し、複数人で行っていた検査をワンマンで実施可能にします。クラウドや出来形管理システムと連携し、検査データの作成から報告書作成までの転記作業を大幅に省略します。

料金モデル
要問い合わせ
対象規模
中堅〜大手向け
対象業界
ゼネコン 土木

SiteRebarとは?

SiteRebarは、土木工事や鉄筋コンクリート(RC)構造物の現場において、手作業による検尺や帳票転記に追われていた配筋検査を省人化・省力化する配筋検査システム端末です。ステレオカメラを搭載した専用端末で鉄筋を撮影するだけで、AIが鉄筋の本数・径・間隔を自動計測します。国土交通省の「デジタルデータを活用した鉄筋出来形計測の実施要領(案)」に準拠し、従来2〜3人がかりで行っていた実測・記録作業をワンマンで完結させ、検査データから出来形管理帳票の出力までを一気通貫で効率化します。

主な機能

ステレオカメラとAIによる三次元配筋自動計測機能

  • 鉄筋本数・ピッチ・径の自動検出
    端末に搭載されたステレオカメラで撮影した画像データをAIが解析し、鉄筋の本数、鉄筋径(D10〜D51)、配筋間隔を自動的に割り出します。鉄筋検出率は約100%(過検出を含む、撮影条件による)、鉄筋径の判定率は94%(撮影条件による)、平均鉄筋間隔精度は0.3φ以下(φは鉄筋径、床版工では±5mm以下)の高精度な検測を実現します。現場でメジャーやスケールを当てて1本ずつ目視確認する手作業を大幅に減らし、ワンマンでの計測を可能にします。
  • 上下段配筋の同時計測
    複配筋など多段に組まれた構造物において、上段筋と下段筋を同時に撮影・計測する機能を備えています。従来は段ごとにマーカーや目盛りを当てて個別に記録する必要がありましたが、一度の撮影で上下段の出来形を把握できるため、足場の悪い現場での測定滞留時間を短縮します(※下段の撮影には一定の撮影条件・制約があります)。

広角レンズ・湾曲面対応の撮影支援機能

  • 広角レンズによる広範囲一括撮影
    広角レンズを採用することで、1回の撮影で鉄筋10間隔分(300mmピッチ時)を同時に捉えることができます。従来機種と比較して約2倍の撮影範囲をカバーできるため、大規模なスラブや壁面の検査において撮影回数そのものを半減させ、現場内を移動する歩行負担と測定時間を削減します。
  • 半径6m以上の湾曲面計測
    平面構造物だけでなく、トンネルの覆工や大口径の場所打ち杭など、半径6m以上の湾曲した配筋面の計測に対応しています。曲面形状に合わせて三次元的に鉄筋間隔を算出できるため、直線部と曲線部が混在する複雑な土木現場でも同一端末で検査を標準化できます。
  • 過酷な環境に耐える防塵防水・耐熱構造
    ハードウェアには三菱電機エンジニアリング株式会社製の端末を採用し、保護等級JIS C 0920のIP65(カメラ部はIP66)に適合した防塵・防水性能を備えています。動作周囲温度は-10℃〜+40℃に対応し、屋外の直射日光下でも視認性を保つ高輝度ディスプレイを搭載しているため、粉塵の舞う現場や天候の急変時でも安定した検査業務を継続できます。

出来形管理帳票・電子小黒板の自動生成と写真連携機能

  • 電子小黒板・マーカーのレイヤー重畳表示
    撮影した工事写真に対して、電子小黒板情報や計測マーカー、配筋の自動計測結果をレイヤーとして重ね合わせて記録します。物理的な木製黒板や検測ロッドを持ち歩く必要がなくなり、雨天時や強風時でも黒板の設置・文字書きの手間を省きながら、証跡性の高い工事写真を確実に残せます。
  • 国交省要領(案)準拠の出来形帳票自動生成
    計測されたデータは、国土交通省の「デジタルデータを活用した鉄筋出来形計測の実施要領(案)」に則ったフォーマットへ自動展開されます。実測値の合否判定がシステム上で瞬時に行われ、手書き野帳からのExcel転記作業や写真の貼り付け作業を完全に排除することで、メーカー公称値として従来の配筋検査業務全体の約60%の作業時間短縮を実現します。

クラウドデキスパート連携と遠隔臨場対応機能

  • デキスパート各製品群とのデータ直結
    株式会社建設システムが提供する土木施工管理システム「デキスパート」シリーズとシームレスに連動します。「出来形管理クラウド」「写管屋クラウド」「KSデータバンク」「出来形管理システム[配筋検査]」と直結し、現場で計測したデータがクラウド経由で事務所の管理システムへリアルタイムに同期されます。各自治体・発注機関ごとの出来形管理様式へダイレクトに出力できるため、提出書類の作成負荷を大幅に軽減します。
  • 遠隔臨場システム「SiteLive」連携
    同社の遠隔臨場ソリューション「SiteLive」と組み合わせることで、発注者や設計監理者が現場へ直接立ち会うことなく、リアルタイム映像と計測データを共有しながら段階確認・立会検査を実施できます。監督職員の移動時間や日程調整待ちによるコンクリート打設の工程遅延を防ぎ、現場の稼働効率を高めます。

こんな企業・現場に向いている/向いていない

向いている企業・現場

デキスパートシリーズを導入済みで、公共土木工事の配筋検査帳票を効率化したい企業

  • 写真整理と自治体帳票への転記作業に深夜まで追われている
    SiteRebarは「写管屋クラウド」や「出来形管理クラウド」とAPI連携しており、撮影した計測データと写真がそのまま出来形管理帳票や写真管理台帳へ反映されます。手作業による転記ミスや夜間の帳票作成業務を削減し、事務内業の時間を大幅に圧縮できます。
  • 発注機関特有の出来形管理帳票フォーマットへの適合に苦慮している
    建設システムが培ってきた各都道府県・地方整備局の帳票フォーマットに対応しているため、汎用的な配筋検査ツールでは対応が難しい自治体独自の様式にも柔軟に出力できます。他社ツールでは帳票加工の手戻りが発生していた自治体発注工事でも、仕様に沿った書類をスムーズに作成できます。

大規模な場所打ち函渠工やトンネル工事などで配筋検査のワンマン化・立会時間短縮を目指す現場

  • 過密配筋の上を歩行しながらの複数人検測に転落リスクと人員拘束が発生している
    広角レンズにより1回で10間隔分の鉄筋を一括計測できるため、作業員が配筋の上を細かく移動する頻度を減らし、1人での安全な検測を可能にします。足場の不安定な現場での検測作業を短時間で終えられ、安全衛生水準の向上に直結します。
  • 半径6m以上の曲面構造物や大規模部材で手動計測に限界を感じている
    トンネル覆工や大口径杭などの湾曲面に対応しており、三次元的なピッチ測定を自動化できます。発注者立会い時にも客観的なデジタル測定データを即座に提示できるため、立会検査の待ち時間や確認工数を削減し、後続のコンクリート打設工程へ速やかに移行できます。

向いていない企業・現場

1kg台後半の重量端末を扱うのが困難な狭隘部・高所足場が中心の現場

  • 軽量なスマートフォンだけで機動的に配筋写真を記録したい現場
    SiteRebarはステレオカメラ部単体で約0.4kg、専用タブレット取り付け時の総重量は約1.9kgとなります。躯体の狭隘部や垂直梯子の昇降を頻繁に伴う現場では、端末の大きさと重さが作業員の身体的負荷となる場合があります。手軽さを最優先し、単眼カメラでの電子小黒板撮影や手動マーカー付与で十分な工事であれば、スマートフォンで動作する「SiteBox 配筋検査」などのモバイル専用アプリを検討した方が運用負荷を低く抑えられます。
  • 異種鉄筋が複雑に交差し上下段が重なる配筋など撮影条件の制約を受けやすい工事
    SiteRebarは鉄筋の種類や組み方、現場の採光状況によって計測効果にばらつきが生じる場合があり、上下段同時撮影にも制約が存在します。過検出の補正作業が頻発するような複雑な配筋現場では、導入前に実機検証を行い、自社現場の配筋パターンに適しているかを見極める必要があります。

配筋検査の頻度が極めて少なく、年間のソフト固定費やレンタル費用が見合わない小規模工事

  • 年間で数回程度しか配筋検査が発生しない中小規模の工事現場
    SiteRebarの運用には端末のレンタル料(30日あたり税抜200,000円)に加え、初回設定指導料(税抜60,000円)や「出来形管理クラウド」「写管屋クラウド」「KSデータバンク」などの年間クラウドソフト利用料が発生します。配筋検査の発生頻度が低く、出来形管理帳票の一括自動化による工数削減メリットが固定コストを上回らない場合は、初期投資を抑えられる買い切り型ソフトや低コストな単機能アプリの利用を優先した方が費用対効果を得やすくなります。

類似ツールとの比較

ツール名 特徴 料金 向いている企業
SiteRebar ステレオカメラとAIによる配筋自動計測。デキスパート各製品や各自治体の出来形帳票と完全直結。NETIS登録技術(KT-230164-A)。 端末レンタル:200,000円/30日(税抜)
初期設定指導料:60,000円(税抜)
※別途クラウドソフト年間費用等
公共土木工事を主力とし、デキスパートシリーズを活用して帳票作成まで一気通貫で自動化したい中堅〜大手ゼネコン。
SiteBox 配筋検査 スマートフォン単体で動作する施工管理アプリ。画面上の電子マーカー配置で物理マーカーを不要化し、電子小黒板を自動生成。 要問い合わせ 専用のハードウェアを持たず、手持ちのスマートフォンで配筋写真撮影と出来形管理を軽快に完結させたい施工会社。
Modely LiDAR搭載端末等で取得した点群データから鉄筋の3次元モデルを自動生成。クラウド上で本数・ピッチ・かぶり厚を自動算出。NETIS登録技術。 要問い合わせ 点群データやBIM/CIMモデルを活用し、かぶり厚を含めた三次元の出来形照合判定をクラウドで行いたい企業。
GeoMation 鉄筋出来形自動検測システム デプスカメラとタブレットを活用し、AIで鉄筋を抽出して配筋間隔・本数・径を自動計測。ダブル配筋や逆光環境にも対応。 要問い合わせ ダブル配筋や日照条件の厳しい環境下で、手作業の検尺やマーカー設置を省力化し、帳票作成を自動化したい現場。

配筋検査のデジタル化ツールを選定する際は、「現場での計測手法(ステレオカメラ画像/LiDAR点群/スマホ画面マーカー)」と「事務所側で利用している施工管理ソフトとの親和性」が重要な判断基準となります。SiteRebarの最大の強みは、土木施工管理でデファクトスタンダードとなっている「デキスパート」シリーズ(出来形管理クラウド・写管屋クラウド)と完全に連動している点にあります。計測値が自治体ごとの出来形管理基準フォーマットへ直接流し込まれるため、現場計測後の帳票編集や提出書類作成の効率を最重要視する場合、SiteRebarが極めて有力な選択肢となります。

一方、端末の重量(約1.9kg)や専用ハードウェアのレンタルコストを避け、作業員各自が持っているスマートフォンで身軽に電子マーカーや黒板写真を管理したい場合は、同じく建設システムが提供する「SiteBox 配筋検査」のようなアプリ主体の運用が適しています。また、かぶり厚を含めた三次元点群モデルの構築やBIM/CIM連携を全社的に推進したい場合は、LiDAR計測を基盤とする「Modely」などの3次元特化型システムとの比較検討が推奨されます。

料金・プラン

SiteRebarは、専用端末のレンタルとクラウドソフトウェアの契約を組み合わせて利用する料金体系となっています。利用には専用端末のレンタル料金のほか、初回導入時の初期設定指導料、および計測データを処理・出力するための各種連携ソフトウェアのライセンス費用が必要です(※金額はすべて公式公表値、税抜表記)。

項目・プラン 利用料金(税抜) 契約単位 備考
SiteRebar 端末レンタル 200,000円[税込220,000円] 1台 / 30日 ステレオカメラ・タブレット端末一式、クラウドデキスパート連携APIを含む
初期設定指導料 60,000円[税込66,000円] 初回導入時のみ必須 ハード初期設定、キャリブレーション、操作説明を実施
出来形管理クラウド 60,000円 年間(5ライセンス) 現場計測データの集計・出来形管理帳票出力に必須
写管屋クラウド 60,000円 年間(5ライセンス) 写真管理・電子小黒板情報の管理に必須
KSデータバンク 10,000円 年間(10GB) 現場端末とクラウド間のデータ共有・保存基盤
初期登録料 30,000円 新規契約時のみ クラウドサービスを新規利用する際に発生
出来形管理システム[配筋検査] 200,000円 ライセンス導入費 PC側で詳細な配筋管理・帳票処理を行うための必須システム

工期に合わせて端末を30日単位でレンタルできるため、対象となる配筋検査の集中する期間に絞って機材を調達することが可能です。ただし、バックオフィスで稼働する各種クラウドソフトや出来形管理システムが未導入の企業の場合、ソフトウェア側の初期費用・年間利用料が合算される点に留意して見積もりを精査する必要があります。

導入事例・実績

田部井建設株式会社(埼玉県熊谷市)

埼玉県熊谷市に拠点を置く田部井建設株式会社は、埼玉県発注の土木工事における場所打ち函渠工の施工現場において、SiteRebarを導入し8回程度の配筋計測を実施しました。

同社では導入以前、他社製品を含めた複数の配筋検査ツールを比較検討していました。その選定プロセスにおいて、他社製品に安価な選択肢が存在したものの、県の指定する出来形帳票フォーマットへ正確に対応していたのがSiteRebarだけであったことが導入の決定打となりました。

実際の現場運用では、計測データから検査帳票が自動作成されることで、事務所に戻ってからの書類作成時間を確実に短縮できる効果を実感しています。また、発注者立会い時に画面上で客観的な計測データを提示できたことや、新技術を活用した施工管理の創意工夫として発注者側から高評価を獲得した実績が報告されています(※同社単独での具体的な作業時間削減率等の数値は公表されていません)。

NETIS登録(KT-230164-A)と公共工事での活用メリット

SiteRebarは、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録されています(登録番号:KT-230164-A)。公共工事においてNETIS登録技術を採用することは、単なる現場作業の効率化にとどまらず、施工会社の受注競争力や工事成績評価に直結する重要な実務的メリットを持ちます。

  • 総合評価落札方式における技術提案での加点対象
    国土交通省や地方自治体が発注する公共工事の入札において、NETIS登録技術の活用を施工計画に盛り込むことで、総合評価落札方式での技術提案評価(加点)を得やすくなります。品質管理の高度化や省人化技術としての提案根拠を公的に担保できます。
  • 工事成績評定点(創意工夫・新技術活用)への好影響
    現場施工時にSiteRebarを用いて配筋検査を実施し、国交省要領(案)に準拠したデジタル出来形データを納品することで、工事完了時の工事成績評定点において「新技術の活用」や「創意工夫」の項目で積極的な加点評価を狙うことが可能です。蓄積された評定点は、次回以降の入札ランクや受注機会の維持・拡大に寄与します。

デキスパートシリーズ・SiteLive連携による検査データの完全直結

多くのAI配筋検査システムが「現場での計測とCSV/Excel出力」で処理を完結させるのに対し、SiteRebarは土木業界で広く普及している「デキスパート」のデータエコシステムに深く組み込まれている点が際立った特徴です。

  • 写真管理と出来形帳票の完全連動による二重入力の排除
    現場で撮影された配筋写真は「写管屋クラウド」に自動仕分けされ、電子小黒板に埋め込まれた設計値・実測値の情報は「出来形管理クラウド」へそのまま引き渡されます。従来のように「デジカメからPCに写真を取り込み、寸法を手入力し、別ソフトで帳票を作る」という分断されたフローがなくなり、データ連携ミスや手戻りを原理的に防止します。
  • 「遠隔臨場 SiteLive」との連動による立ち会い検査の即時化
    建設システムの遠隔臨場システム「SiteLive」を組み合わせることで、検査員が現場に赴くことなく、SiteRebarが捉えた配筋映像とAI計測の合否判定結果をWeb画面上で同時に確認できます。発注者の日程調整待ちによるコンクリート打設工程の遅延を回避し、現場全体のクリティカルパスを大幅に短縮できます。

導入前に知っておきたいこと

SiteRebarの導入を検討する際は、実際の現場環境における運用制約や、公式に示されている計測上の注意点について事前に把握しておく必要があります。

  • 端末の重量とサイズ感に対する現場の負担
    ステレオカメラを取り付けた専用タブレットの総重量は約1.9kgあります。実際に現場へ導入したユーザーからは「正直言って端末が、大きくて重たい」との実感が報告されています。長時間の連続計測や、足場が悪く両手での把持が求められる環境では作業員の疲労要因になり得るため、ショルダーストラップの活用や撮影手順の事前計画が推奨されます。
  • 鉄筋の種類や配筋パターンによる計測効果のばらつき
    導入現場の実態として、「鉄筋の種類によって計測時間を短縮できるものと短縮できないものがある」という指摘がなされています。直線的な標準配筋では劇的な時間短縮が得られる一方、複雑な配筋や異種鉄筋が密接に組み合わさった箇所では、AIの認識補正に時間を要する場合があります。
  • 公式仕様上の撮影制約と過検出のリスク
    湾曲状態が半径6m未満の急カーブや、特殊な鉄筋の組み方をしている箇所では自動計測機能が利用できない場合があります。また、上下段の同時撮影には光量や配置に関する一定の撮影条件が存在するほか、背景の状況や影の影響によってAIが鉄筋を誤認する「過検出」が含まれるケースがあるため、現場での確認と必要に応じた手動修正が前提となります。

導入の流れ・期間

SiteRebarは専用ハードウェアの初期キャリブレーションと連携設定が必要となるため、導入時には専任スタッフによるサポート手順が組み込まれています。具体的な導入期間は現場の着工時期や予約状況によって変動するため、事前の問い合わせと日程調整が必要です。

  • 1. 問い合わせ・現場適合性のヒアリング
    公式サイトの専用フォームや電話窓口から問い合わせを行います。担当営業が対象現場の工種(函渠、橋梁、擁壁、トンネル等)、配筋仕様、着工時期をヒアリングし、SiteRebarの適用可否や費用構成を確認します。
  • 2. デモ実演・事前検証
    必要に応じて、実機を用いたデモンストレーションを実施します。現場の配筋状況や日照条件に合致しているか、デキスパート各ソフトとの連携イメージを事前に把握します。
  • 3. 見積もり提示・レンタル契約
    端末の利用期間(30日単位)、初期設定指導料、必要な連携クラウドソフトウェアのライセンス数を確定し、正式なレンタル契約を締結します。
  • 4. 初期設定指導・操作説明(初回必須)
    機材納品時に、建設システムの専門スタッフが「初期設定指導(税抜60,000円)」を実施します。ハードウェアの初期セットアップ、ステレオカメラのキャリブレーション調整、タブレットの操作手順、クラウド連携テストを対面でレクチャーします。
  • 5. 現場計測・実運用開始
    現場での配筋検査本番に投入します。計測データはクラウドデキスパートを通じて事務所へ同期され、帳票出力や電子納品データの作成を行います。導入後も電話やリモートによるサポート体制が提供されます。

よくある質問(FAQ)

市販のiPadやスマートフォンにカメラを取り付けて利用することはできますか?
市販のスマートフォンや汎用タブレットには対応していません。SiteRebarは高精度なステレオカメラ計測と耐環境性能(IP65防塵防水・耐熱性)を担保するため、三菱電機エンジニアリング株式会社製の専用ハードウェア(カメラ部および専用タブレットPC)を使用して動作する構成になっています。
現場にインターネット通信環境がない地下やトンネル内でも計測できますか?
計測自体は端末単体で完結するため、電波の届かない地下構造物やトンネル内部、山間部などのオフライン環境でも撮影およびAI自動計測が可能です。取得した計測データや写真は端末内に一時保存され、事務所や通信圏内に戻った段階で「KSデータバンク」などのクラウド基盤へ一括同期できます。
初めて導入する際、自社だけで初期設定やカメラ調整を行うことはできますか?
初回導入時には「初期設定指導(税抜60,000円)」の受講が必須となっています。専門の担当者がハードウェアの初期設定、ステレオカメラのキャリブレーション、実務に即した操作説明を現場や事務所で直接行う体制が組まれており、機器の設定不備による測定精度の低下を未然に防ぎます。
端末のレンタル期間の延長や、複数現場間での使い回しは可能ですか?
端末のレンタル単位は30日間となっており、現場工期に合わせて延長利用が可能です。同一契約内での複数現場での運用やスケジュール調整については、ソフトウェアライセンスの紐付けや現場ごとのデータ管理構成に関わるため、メーカー担当営業への事前相談が推奨されます。
国土交通省以外の地方自治体(県や市町村)が発注する工事でも帳票は適合しますか?
適合します。建設システムが提供する「出来形管理クラウド」「出来形管理システム[配筋検査]」は、各都道府県や政令指定都市などの自治体ごとの出来形管理基準様式に幅広く対応しています。実際に埼玉県発注工事などの自治体案件でも導入実績があり、指定フォーマットに準拠した帳票出力が行えます。
どんな配筋でも100%自動で計測できますか?
すべての配筋で完全な自動計測ができるわけではありません。鉄筋検出率は約100%と公表されていますが、これには過検出が含まれる場合があり、撮影条件に左右されます。また、半径6m未満の急激な湾曲面や特殊な組み方をしている配筋、上下段配筋の下段側などでは撮影条件・制約が存在するため、AIの検出結果を確認した上で必要に応じて手動での補正作業を伴う場合があります。

参照・出典

他の施工検査・配筋検査アプリと比較する

SiteRebarの特徴を含む品質検査・検査記録の19製品を、料金・機能・対象規模で比較できます。

施工検査・配筋検査アプリ比較19選