Autodesk Navisworksとは?
Autodesk Navisworksは、意匠・構造・設備の各分野や協力会社ごとに異なるソフトウェアで作成された3Dモデルデータを単一環境に統合し、着工前の空間干渉や工程上の不整合を検証・解消するためのBIM/CIMプロジェクトレビューソフトウェアです。Autodesk RevitやAutoCADをはじめとする多様なCAD/BIMフォーマットに対応し、大規模な統合モデル上での高精度な干渉チェック(クラッシュディテクション)、時間軸と連携した4D施工シミュレーション、数量算出(テイクオフ)を実現します。現場着工後の手戻り工事や設計変更に伴うコスト増加を未然に防止し、ゼネコンや設計事務所における施工調整業務を合理化します。
主な機能
Autodesk Navisworksは、設計データの集約から施工計画のシミュレーション、クラウド基盤との連携まで、施工調整を支える多角的な機能を備えています。実務における用途ごとに、以下の4つの機能群に大別されます。
異種データ統合・空間レビュー機能
- マルチフォーマット対応のモデル統合
AutoCAD、Revit、DWG、IFCなど、60種類以上のファイル形式を直接インポートして1つのプロジェクトモデルへ統合できます。異なるCADソフトを使用する専門工事会社や設計事務所から提出されたデータを変換・再作図することなく単一画面に集約できるため、データ受け渡しに伴う情報欠落を防ぎ、統合モデルの構築にかかる工数を削減します。 - リアルタイムウォークスルーと寸法計測
大容量の3D統合モデル内を視点移動(ウォークスルー・フライスルー)し、任意の断面切断や部材間の寸法計測を実行できます。図面上では視認しづらい梁下空間や配管ルートのクリアランスを目視確認でき、設計者・施工者・施主間の合意形成を円滑に進められます。 - マークアップ(朱書き)とビューポイント保存
確認したい視点をビューポイントとして保存し、モデル上に直接テキストや矢印で指摘事項を朱書き(マークアップ)できます。関係者に特定アングルと指示内容をそのまま共有できるため、質疑応答や設計変更依頼における説明の食い違いを防止します。
空間干渉検知・管理機能(Clash Detective)
- 部材間の自動干渉チェック
意匠、構造、設備(MEP)の各モデル間で発生している空間的な干渉・接触・離隔不足を自動検出します(※上位版「Navisworks Manage」のみに搭載)。梁とダクトの交差や配管同士の接触を着工前に機械的に抽出することで、現場でのハツリ作業や配管ルートの急な変更といった手戻り工事を未然に防ぎます。 - 干渉ステータス管理とレポート出力
検出された干渉箇所に対し、「新規」「レビュー中」「承認済み」「解決済み」などのステータスを付与して進捗を追跡管理できます。干渉箇所の一覧や画像を含むレポートをHTMLやXML形式でエクスポートできるため、定例のBIM調整会議における検討資料作成の手間を大幅に軽減します。
4D/5D工程シミュレーション・積算連携機能
- TimeLinerによる4D/5D施工シミュレーション
3Dモデル内の部材オブジェクトに対し、工程表(施工ステップ)の日時情報やコスト項目を紐づけられます。躯体の打設手順、仮設足場の盛替え、重機の配置計画などを時間軸に沿ったアニメーションとして再生・検証できるため、工程の無理や部材搬入時期の重複を事前に特定できます。 - Quantificationによる数量算出
統合された3Dモデルや2D図面から、部材の線分長、表面積、体積などの幾何学データを集計・算出できます。抽出した数量データはMicrosoft Excel形式などにエクスポートできるため、積算業務や概算見積もりの基礎データ作成を効率化します。
クラウド連携・課題管理機能
- Autodesk Construction Cloud(ACC)/BIM 360連携
オートデスクのクラウド共通データ環境(CDE)と直接連携し、Navisworks上で検出した干渉箇所や指摘事項をクラウド上の「Issue(指摘事項)」として発行できます。現場の施工管理者やオフィスの設計者がWebブラウザやタブレットを通じて同一の課題リストをリアルタイムに確認・更新できるため、修正作業の完了確認までを漏れなく追跡できます。
こんな企業・現場に向いている/向いていない
向いている企業・現場
複数の専門工事会社が関わる大規模建築・複雑設備案件を抱えるゼネコン
- 設備配管と構造躯体の納まり確認に追われ、現場での手戻り工事が多発している
Navisworks ManageのClash Detective機能を活用することで、Revitや設備専用CADなどの異種データを一括統合し、数千箇所に及ぶ干渉を自動検出できます。着工前の設計調整段階で不整合を洗い出せるため、コンクリート打設後の配管ルート変更や躯体ハツリといった現場修正を未然に防止できます。 - 工期短縮が厳格に求められる中、施工ステップの整合性が図面だけでは把握しきれない
TimeLiner機能を用いて工程表と3Dモデルを連動させ、施工手順を4Dアニメーションとして可視化できます。足場解体と外壁施工の干渉や重機移動の安全離隔を施工前に視覚的に検証できるため、工程計画の無理を事前に解消し、工期遅延リスクを低減させます。
多様なCAD/BIMデータを統合して合意形成を進めたい総合設計事務所・インフラ技術者
- 発注者や協力会社ごとに使用ソフトが異なり、データ統合・変換に多大な時間を要している
Navisworksは60種類以上のファイル形式に対応しているため、AutoCAD、Revit、Civil 3D、IFCなどを変換なしで直接インポートして統合できます。データコンバート作業に伴う形状破損や属性欠落の不安を解消し、プロジェクト全体の進捗確認会議を1つの画面で進行できます。 - 地盤改良や土木構造物など、大量の部材データの施工管理・属性把握が煩雑化している
大容量データを軽量に扱う描画エンジンを備えており、数万点規模の構造体や地盤改良データでも軽快に表示・レビューできます。日常的な動態観測結果や属性情報を視覚的に確認できるため、インフラ現場における品質管理の精度向上に寄与します。
向いていない企業・現場
3次元モデルの修正・モデリング作業を単一ソフトで完結させたい設計事務所
- 統合モデル上で不整合を見つけた際、その場ですぐに壁や梁の形状を変更したい
Navisworksは「モデルの統合・レビュー・干渉チェック」に特化したビューワ・検証ソフトであり、部材そのものの寸法変更や再モデリングを行う機能は備えていません。形状を修正するには、元データであるRevitやCAD側で編集して再読み込みを行う必要があるため、単体でモデリングから図面作成までを一貫して進めたい場合は、Archicadなどのスタンドアロン型BIM設計ソフトの利用が適しています。
現場のiPadやスマートフォン単体で手軽に図面確認・写真管理を行いたい現場
- 重厚なPC環境を持たず、現場作業員がモバイル端末のみで直感的に進捗確認を行いたい
Navisworksは3.0GHz以上のCPUやWindows環境を要求する重厚なデスクトップソフトウェアであり、iOSやAndroid専用のスタンドアロンアプリは提供されていません。現場端末で軽量にモデルや図面を閲覧したい場合は、Autodesk Construction Cloud(ACC)などのクラウドビューワや、モバイル運用に特化した施工管理ツールの単独導入を検討する方が運用負担を抑えられます。
類似ツールとの比較
| ツール名 | 特徴 | 料金 | 向いている企業 |
|---|---|---|---|
| Autodesk Navisworks | 60種以上のCAD形式を統合可能。高度な干渉チェック(Manage)と4D工程・数量算出を網羅 | Manage: 487,300円/年(税込) Simulate: 196,900円/年(税込) |
異種CADデータを統合して施工干渉・工程を検証したいゼネコン・大手設計事務所 |
| Allplan | 意匠から土木(橋梁・配筋)まで高精度モデリングと施工図作成、数量集計を一気通貫で実行 | 要問い合わせ | 土木・建築の3次元配筋モデリングや詳細な施工図作成を内製化したい企業 |
| TREND-CORE | 国交省BIM/CIM施策に特化。現況点群と設計モデルの統合、4D施工ステップ、仮設計画に対応 | 要問い合わせ | 直轄土木工事のBIM/CIM原則適用に対応し、点群統合や重機配置を行いたい土木施工会社 |
| Autodesk Civil 3D | 道路・造成・上下水道などの土木インフラ設計に特化。線形設計や土量計算のパラメトリック連動に対応 | 408,100円/年(税込・参考公表価格) | 土木インフラの詳細設計・図面自動作成や公的基準準拠のモデル構築を行う土木コンサル・ゼネコン |
ツール選定において最も考慮すべき点は、「モデルを作成・編集する設計CAD/BIM」を求めているのか、「他社製を含む多様なモデルを統合して干渉や工程を検証するレビューツール」を求めているのかという役割の違いです。Autodesk Civil 3DやAllplanは、道路や橋梁、複雑な鉄筋配筋などの3次元形状そのものを設計・パラメトリック生成し、図面や土量・数量を直接出力するオーサリングソフトです。一方、Autodesk Navisworksはモデリング機能を持たず、それらの設計ソフトから出力された複数モデルを集約して総合的な整合性を検査する検証ツールに位置付けられます。
また、公共土木工事における点群統合や建機配置、施工計画書作成が主目的であれば、日本のi-Construction基準に最適化されたTREND-COREが操作面で適するケースがあります。対して、建築・設備の超高層ビル案件や大規模プラントなど、意匠・構造・電気・空調配管が複雑に入り乱れるプロジェクトにおいて、数十万個の部材から空間干渉を網羅的に洗い出し、タイムラインに沿った4D工程管理までを一括して行いたい場合は、Autodesk Navisworksが有効な選択肢となります。
料金・プラン
Autodesk Navisworksはサブスクリプション形式で提供されており、必要な機能範囲に応じて複数のエディションが用意されています。オートデスク公式サイトで公表されている料金体系は以下の通りです。
| プラン名 | 初期費用 | 利用料金(税込) | 主な機能・備考 |
|---|---|---|---|
| Navisworks Manage | 不要 | 月額: 60,500円 1年: 487,300円 3年: 1,463,000円 |
全機能版。モデル統合、レビュー、4D/5D工程、数量算出に加え、干渉チェック(Clash Detective)を搭載。 |
| Navisworks Simulate | 不要 | 月額: 24,200円 1年: 196,900円 3年: 591,800円 |
干渉チェック機能を除いたモデル統合、ウォークスルー、4D工程シミュレーション、数量算出に対応。 |
| Navisworks Freedom | 不要 | 無料(0円) | 無償ビューワ。NWDおよび3D DWF形式ファイルの閲覧、計測、ウォークスルーが可能(編集・干渉チェック不可)。 |
| AEC Collection | 不要 | 要問い合わせ | Navisworks Manage、Revit、Civil 3D、AutoCAD Plus等を含む建築・土木向け統合パッケージライセンス。 |
干渉チェック(Clash Detective)機能は「Navisworks Manage」のみに搭載されているため、施工調整会議での自動干渉抽出を目的とする場合はManageの契約が必須となります。一方、発注者や協力会社へ統合モデルを共有して閲覧・確認してもらう用途であれば、無償の「Navisworks Freedom」を活用することで、プロジェクト関係者全体のライセンスコストを抑えた運用が可能です。
導入事例・実績
若築建設株式会社:地盤改良工事における数万個の改良体モデルの一元管理
若築建設株式会社では、地盤改良工事においてNavisworksおよびアドオンソフトウェア「Navis+」を活用したCIMソリューションを導入しました。数万個規模に達する地盤改良体の3Dモデルに対して施工属性情報を付与し、現場の動態観測結果を3次元空間上で一元的に可視化・管理する体制を構築しました。
この取り組みにより、従来は手作業で約5時間を要していた地盤改良体のモデル作成作業がわずか30分へと大幅に短縮されました。さらに、動態観測モデルの作成期間も2日間から30分へと削減され、現場における日常的な3Dモデル運用の定着と管理工数の大幅な圧縮を達成しています(伊藤忠テクノソリューションズ公表事例より)。
RSIA病院建設プロジェクト:設備・構造の事前干渉チェックによるコスト・工期削減
海外の大規模病院建設(RSIA病院プロジェクト)を対象とした学術的ケーススタディでは、意匠・構造・設備(MP)の統合モデルに対してNavisworks ManageのClash Detectiveを用いた干渉チェックの検証が行われました。
分析の結果、着工前に構造と設備間で274件、意匠と設備間で603件、構造と意匠間で87件の空間干渉を網羅的に検出しました。これらの事前是正により、コンクリート解体4.93㎥、壁体解体70.81㎡、ダクト再配置1,051.11㎡といった手戻り工事を未然に回避し、工事全体で約4.63%のコスト削減効果を記録しました。さらに工程リスクの分析により、プロジェクト全工期の約7.79%に相当する41.7日分の工期短縮を達成したことが学術論文として公表されています。
Solibriとの比較から見るモデル照査・干渉チェックの適材適所
BIMモデルの統合・検証領域において、Autodesk Navisworksと並び代表的な選択肢として挙げられるのがNemetschek傘下の「Solibri(Solibri Office)」です。オートデスクが公表した「BIM活用実態調査レポート(回答企業271名)」においても、モデル統合・干渉チェックで利用されているツールとして、1位のSolibri(22%)と2位のNavisworks(21%)が市場を二分している状況が示されています。
両者は干渉チェックツールとして比較されることが多いものの、強みを持つ得意領域には以下のような明確な機能差が存在します。
- Solibriのアプローチ(OPEN BIM基準の品質・法規ルール照査)
国際標準であるIFC形式を基軸とし、あらかじめ設定されたルールセットに基づいて「建築基準法規の適合性」「車椅子ルートの幅員クリアランス」「避難動線の確保」などを論理的に自動検図・コードチェックすることに特化しています。 - Navisworksのアプローチ(マルチCAD統合と施工シミュレーション)
RevitやAutoCADを含む60種以上のネイティブCAD形式を直接取り込み、超大規模なモデルアセンブリを高速に集約して空間的な干渉を洗い出します。さらにTimeLinerによる「4D工程シミュレーション」やQuantificationによる「数量積算」など、施工現場の段取りや手戻り防止に直結する機能群を網羅しています。
意図した設計要件や法規基準を自動チェックしたい設計検証段階ではSolibriが強みを発揮する一方、異種CADが混在する施工段階で物理的な取り合い干渉を解消し、工程表と同期させた施工計画を練り上げたい現場ではNavisworksが適しています。
Autodesk Construction Cloud(ACC)との連携による現場とオフィスの情報同期
従来のNavisworks運用では、オフィスで解析した結果をNWDファイルとして書き出し、メールやファイルサーバー経由で現場に送付する運用が一般的でした。しかし、オートデスクのクラウド基盤「Autodesk Construction Cloud(ACC)」や「BIM 360」との連携機能が強化されたことで、課題管理のプロセスが大きく進化しています。
Navisworks Manage上で特定した干渉箇所を、デスクトップ画面から直接ACC上の「Issue(指摘事項)」として登録できるようになりました。発行された指摘事項には、干渉箇所の正確な座標、スクリーンショット、担当者、対応期日が記録されます。これにより、現場にいる施工管理者や遠隔地の協力会社は、Webブラウザやタブレット端末を開くだけで該当箇所の3Dモデルと修正指示を直接確認できます。修正が完了したかどうかのステータス更新もクラウド上で一元管理されるため、調整漏れによる現場のトラブルを防止します。
導入前に知っておきたいこと
Autodesk Navisworksの導入を検討するにあたり、公表されているユーザーレビューや公式サポート情報から把握できる注意点・課題は以下の通りです。
大規模データの処理負荷とレスポンス遅延
IFC形式やデータ容量が大きい3Dモデルを読み込んだ際、モデルの回転・ズーム・視点移動の描画が重くなり、動作が遅延する事象が報告されています。公式のトラブルシューティングナレッジベースでも、グラフィック設定の最適化や不要なオブジェクトの非表示、キャッシュファイル(NWC)の活用など、ハードウェアスペックに応じた軽量化運用が推奨されています。
操作体系とUIの学習コスト(ラーニングカーブ)
多機能である反面、モデル内の視点移動(ウォークスルー操作)の独特な挙動や、部材の階層ツリー(選択ツリー)の扱いに慣れが必要とされます。CADやBIMの操作に不慣れな担当者にとっては直感的でない部分があり、導入初期における社内トレーニングや操作手順の標準化が求められます。
エディションごとの機能差とライセンス設計
主力機能である自動干渉チェック(Clash Detective)は上位版の「Navisworks Manage」にのみ搭載されており、安価な「Navisworks Simulate」では実行できません。干渉チェックを目的として導入したにもかかわらずSimulateを契約してしまうと実務が行えないため、ライセンス選定時の機能確認が必須です。
現場モバイル端末での単体直接運用の制限
NavisworksはWindows PC専用のデスクトップソフトウェアです。現場のiPadやスマートフォン単体で直接NWDファイルを開いて編集したり、TimeLinerの工程再生を行ったりすることはできません。現場でモデルを活用するには、Autodesk Construction Cloud(ACC)を介してWeb閲覧するか、外部のクラウド連携サービス(KOLC+等)を経由した運用設計が必要です。
導入の流れ・期間
Autodesk Navisworksはサブスクリプション形式のソフトウェアであり、一般的なSaaS/デスクトップソフトと同様の流れで導入できます。具体的な導入ステップは以下の通りです。
- 無償体験版の検証(30日間)
オートデスク公式サイトから30日間の無償体験版をダウンロードし、自社のPC動作環境(CPU 3.0GHz以上、Windows 11/10)や、実プロジェクトで使用しているCAD/BIMデータの読み込み互換性を検証します。 - プラン選定・見積もり
干渉チェック(Manage)が必要か、工程シミュレーションや統合のみ(Simulate)で足りるかを確定します。Autodesk Revit等も併せて使用する場合は、統合パッケージ「AEC Collection」の契約も含めて検討し、公式オンラインストアまたは認定代理店から見積もりを取得します。 - 購入・契約手続き
Autodesk Accountを作成し、1ヶ月・1年・3年のいずれかのサブスクリプション契約を締結します。 - インストール・ライセンス割り当て
管理者ポータル上で利用者のAutodeskアカウントに使用権限(ライセンス)を割り当て、対象PCへソフトウェアをインストールします。 - 実務運用・標準化
プロジェクトごとの統合ルール(原点位置の設定、階層ツリーの命名規則など)を策定し、定期的な干渉チェックやACC連携の運用を開始します。
オンラインストアから直接購入する場合は即日〜数日で利用開始できますが、社内での操作習得やデータ統合ルールの策定期間を含めると、実案件での本格稼働までには1〜2ヶ月程度の準備期間を見込むのが一般的です(具体的な導入支援期間は認定パートナー等へお問い合わせください)。
よくある質問(FAQ)
- スマートフォンやタブレット(iPad等)向けのアプリはありますか?
- Autodesk Navisworks自体のモバイルアプリは提供されていません。Windows 11またはWindows 10が動作する64ビットPC専用のソフトウェアです。現場のiPadなどで統合モデルや図面を閲覧したい場合は、Autodesk Construction Cloud(ACC)にデータをアップロードしてクラウドビューワを利用するか、対応する外部連携サービスを経由する必要があります。
- 無料で使えるエディションはありますか?
- 「Navisworks Freedom」が無償で提供されています。NWDおよび3D DWF形式で保存されたファイルの閲覧、ウォークスルー、寸法計測が可能です。ただし、モデルの編集、異種データの新規統合、干渉チェック、工程シミュレーションの作成などの機能は利用できません。
- 「Navisworks Manage」と「Navisworks Simulate」の最大の違いは何ですか?
- 最も大きな違いは「Clash Detective(干渉チェック・管理機能)」の有無です。Manageには高度な自動干渉チェック機能が搭載されていますが、Simulateには搭載されていません。モデル統合、ウォークスルー、TimeLinerによる4D工程シミュレーション、数量算出(Quantification)などは両方のエディションで利用可能です。
- 動作に必要な推奨スペックはどの程度ですか?
- 最新のシステム要件では、64ビット版のMicrosoft Windows 11またはWindows 10、プロセッサは3.0GHz以上が要件として公表されています。大規模な統合モデルを快適にレビューするためには、十分なグラフィックカードと大容量メモリを搭載したPC環境の準備が推奨されます。
- 導入後の公式サポートや問い合わせ窓口はありますか?
- オートデスク公式サイトにおけるアカウント管理サポート、Web問い合わせ、AIチャット(Autodesk Assistant)、トラブルシューティング用のナレッジベースが提供されています。また、導入検討時の購入相談窓口(フリーダイヤル)が開設されているほか、実務への立ち上げ支援や教育についてはオートデスク認定パートナー各社が各種サポートを提供しています。