Smart Construction Dashboardとは?3次元点群や施工履歴の統合で土工進捗を可視化する特徴と活用法

ドローン測量による3次元点群データや設計データ、施工履歴を統合して現場をデジタルツイン化するクラウドWEBアプリです。ブラウザ上で切盛土量の自動計算や標高・勾配の確認、雨水シミュレーションを行えます。日々の現場の変化を時系列のタイムラインで視覚化し、遠隔地との進捗共有を効率化します。

料金モデル
SaaS(月額)
対象規模
中堅〜大手向け
対象業界
土木 ゼネコン

Smart Construction Dashboardとは?

Smart Construction Dashboardは、土木工事現場やゼネコンにおいて、現況地形の把握や土量計算、進捗確認に多大な工数を要している施工管理者の課題を解決するクラウド型Webアプリケーションです。株式会社EARTHBRAINが開発・提供しており、ドローン測量による3次元点群データ、設計データ、建設機械の施工履歴データをクラウド上で重ね合わせ、現場全体のデジタルツインを構築します。専用の解析ソフトウェアや高性能PCを導入することなく、汎用Webブラウザ上で切土・盛土量の自動計算や断面・勾配の確認、時系列タイムラインによる進捗可視化が行えます。現場と遠隔オフィス間の迅速な情報共有を可能にし、国土交通省が推進するi-Construction基準に即した高度な現場管理を支援します。

主な機能

Smart Construction Dashboardは、3次元データの統合表示から高度な土量解析、モバイルを活用した現場指示まで、土木施工管理に必要な機能を幅広く備えています。現場の実務フローに即して大きく3つの機能群に分類されます。

3Dデータ統合・デジタルツイン可視化機能

  • 3次元データ統合と重畳表示
    ドローンやレーザースキャナーで取得した3次元測量データ、LandXMLなどの設計データ、ICT建機の施工履歴データをクラウド上で高精度に重ね合わせます。現場全体を立体的なデジタルツインとして再現することで、設計面に対する現況のズレや施工の過不足を目視で直感的に把握できます。
  • 時系列タイムライン表示
    過去の起工測量データから日々の施工履歴、最新のドローン測量データに至るまで、現場の地形変化をタイムライン形式で記録・再生できます。日ごとの進捗推移をスライダー操作で振り返ることができるため、工事関係者間の進捗報告や出来高確認が円滑化します。
  • ヒートマップ・標高勾配表示
    現況データと設計データとの標高差をカラーヒートマップとして画面上に表示します。切土エリアと盛土エリアの境界や施工不足箇所が一目で判別可能となり、現場への指示出しや建機の配備計画を的確に立案できます。

土量解析・帳票出力機能

  • 切盛土量の自動計算・断面図作成
    画面上で任意の計測範囲をポリゴン指定するだけで、指定エリア内の切土量・盛土量を自動で算出します。任意の測線に沿った縦横断面図も瞬時に生成できるため、従来の平均断面法による手作業の集計を不要にし、計算精度と作業スピードを大幅に高めます。
  • 距離・標高・勾配計測
    3Dビュー上で任意の2点間または複数点をクリックすることにより、水平距離、斜距離、高低差、法面勾配などを正確に計測できます。危険な斜面や重機稼働エリアに作業員が立ち入ることなく、オフィスや現場事務所から安全に現場寸法を測定できます。
  • i-Construction対応出来形管理帳票出力
    国土交通省のi-Construction基準に適合した出来形管理帳票や出来高管理表を作成・出力できます。公共測量要領に沿ったデータ管理を標準機能でカバーしており、検査書類作成にかかる現場監督の事務負担を大幅に削減します。

現場連携・高度解析オプション機能

  • Smart Construction Dashboard Mobile連携
    スマートフォンやタブレット端末から3Dマップを閲覧し、現場の現在地と設計・現況地形を重ね合わせて確認できるモバイル機能です。画面上に作業指示コメントや現場写真を位置情報付きでプロットしてチーム間で共有できるため、手戻りのない現場巡回と指示伝達が実現します。
  • 雨水シミュレーション(追加オプション)
    最新の3次元地形データに基づき、降雨時に雨水がどのように地表を流れるか(流路)、どの窪地に水たまりが発生するか、場外への土砂流出リスクがあるかを可視化する解析機能です。仮排水路の配置計画や防災対策を施工着手前に事前検証できます(利用には別途追加料金が発生します)。
  • Smart Constructionエコシステム連携
    スマートフォン測量アプリ「Smart Construction Quick3D」や点群高速エッジ処理「Smart Construction Edge」、運行管理システム「Smart Construction Fleet」などのシリーズ製品とシームレスにデータが連動します。現場で取得されたあらゆる計測データが手動のファイル変換なしに自動統合されます。

こんな企業・現場に向いている/向いていない

向いている企業・現場

大規模土工や造成工事において、土量把握と進捗管理の手戻りに悩む企業

  • 測量から土量集計までに数日を要し、発注者やダンプ運行計画への反映が遅れる
    ドローンで取得した点群データをアップロードするだけで、クラウド上で切盛土量を自動集計できます。現場全体の計測を短時間で終え、数十分から数時間で土量を把握できるため、急な残土・客土の問い合わせやダンプ台数の見直しにも即座に対応できるようになります。
  • 現場事務所と本社、発注者間で土木進捗の認識合わせに時間がかかる
    Webブラウザ経由で同一の3次元モデルやタイムラインを共有できるため、遠隔地にいる関係者も現場の最新状況を同一画面で確認できます。現地の写真や2次元図面だけでは伝わりにくい地形起伏や切盛境界の合意形成がスムーズになり、移動時間や打ち合わせ工数を抑制できます。
  • 高性能ワークステーションや高額なCADライセンスの維持費が重荷になっている
    クラウドレンダリング処理により、一般的なスペックのPCやタブレットのGoogle Chrome環境で軽快に3D点群を閲覧・操作できます。現場ごとに専用のハイスペックPCを配備する必要がなく、ライセンス管理やハードウェア投資の負担を軽減できます。

国土交通省直轄工事など、i-Construction対応や工事成績評定の向上を目指す企業

  • 公共工事における出来形管理帳票の作成や電子納品準備に膨大な工数がかかっている
    国土交通省の要領に準拠した出来形管理帳票をクラウドから直接出力できます。3次元起工測量データから設計面との較差を自動抽出し、規格値に対する合否判定や管理表の作成を半自動化することで、検査前の残業時間を抑制できます。
  • 総合評価落札方式での技術提案や施工段階での加点要素を確保したい
    本システムは国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)において、効果評価で優位性が認められた「活用促進技術(VE)」に認定されています。公共工事の入札時における技術提案や、工事完了時の工事成績評定での加点対象となるため、受注競争力の強化に直結します。

向いていない企業・現場

完全オフライン環境での施工が前提であり、通信環境の確保が困難な現場を抱える企業

  • トンネル坑内や山間奥地など、インターネット通信が一切利用できない現場が中心である
    Smart Construction Dashboardはクラウド上でデータを統合・処理するWebアプリケーションであるため、安定した通信環境が前提となります。データアップロードやモデル閲覧に一定の通信速度が求められるため、常時完全オフラインの環境では真価を発揮できません。そうした現場では、ローカルPC上で完結するスタンドアロン型の点群解析ソフトウェアの利用を検討する必要があります。

3次元データを取り扱わず、小規模な修繕や2次元図面施工のみを行う企業

  • ドローンやレーザースキャナー、ICT建機を導入する予定がなく、2次元図面のみで施工管理を行っている
    本ツールは3次元測量データ(LAS/LAZ等)や3次元設計データ(LandXML等)を重ね合わせて運用することで効果を発揮します。トータルステーションによる点測量と2次元図面のみで完結する小規模工事では、デジタルツインの恩恵を受けにくく、ツール導入の費用対効果が得られにくいため、汎用の施工管理アプリや2次元CADの活用が適しています。

類似ツールとの比較

ドローン測量や点群データを扱う施工管理プラットフォームの市場には、ローカルPCにインストールして使用するオンプレミス型の点群処理ソフトや、汎用の3Dビューワーツールが複数存在します。そうしたツール群と比較した際、Smart Construction Dashboardにはいくつかの明確な技術的・運用的な違いが見られます。

第1の相違点は、動作基盤と共有性にあります。一般的な点群処理ソフトウェアの多くは、大容量の3次元点群(XYZRGBデータ)を展開・編集するために、高性能なグラフィックボードや大容量メモリを搭載したワークステーションを必要とします。そのため、データの解析作業は現場事務所の特定端末に縛られがちでした。一方、Smart Construction Dashboardはクラウド側で描画処理を行うアーキテクチャを採用しており、Google Chromeなどの汎用ブラウザ上で数十億点規模のデータであっても軽快に操作可能です。専用ソフトを持たない発注者や協力会社とも、URLリンクやID付与を通じて同じ画面を見ながらWeb会議で進捗を確認できます。

第2の相違点は、建機や現地計測機器と直接結びついたエコシステムの存在です。多くの点群ビューワーは「外部で生成された点群ファイルを読み込んで閲覧・体積計算する」単体機能にとどまります。これに対してSmart Construction Dashboardは、コマツのICT建機が施工中に収集した刃先の稼働履歴データや、地上写真からスマホで簡易測量を行う「Quick3D」、現場で高速点群化を行う「Edge」とクラウド経由で直接つながります。ドローン測量の日だけでなく、日々の重機稼働によって変化した現況地形がタイムラインに自動反映される仕組みは、建機メーカーをルーツに持つプラットフォームならではの設計思想といえます。

第3に、公的な新技術評価制度における位置づけが挙げられます。本ツールは国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)において「活用促進技術(VE)」の指定を受けています。単なるデータ閲覧ソフトにとどまらず、公的な出来高・出来形管理システムとして標準化された実績を有しており、公共土木工事における信頼性と導入インセンティブの面で有利な条件を備えています。

料金・プラン

Smart Construction Dashboardの単体ソフトウェア利用料金は、現場の規模や導入ライセンス数に応じた個別見積もり(オープン価格)となっており、正規販売代理店やコマツカスタマーサポート株式会社などを通じて提供されます。利用形態に応じて、建機のサポートパックに包括されるプランやオプションサービスが用意されています。

プラン・契約体系 初期費用 月額費用(税込) 備考
コマツICT建機サポートパッケージ 要問い合わせ 35,000円 / 月(1台目)
25,000円 / 月(2台目以降)
ICT建機通信、サポート利用、GNSS補正配信に加え、Dashboard 1IDが付与される包括形態。
情報共有システム(ASP)オプション 別途発生(要問い合わせ) 4,400円 / 月 1ライセンス・1現場あたりの発注者等との情報共有用オプション。
雨水シミュレーションオプション 要問い合わせ 要問い合わせ 地形データに基づく降雨流路・冠水解析を行う高度解析機能。
ソフトウェア単体利用(一般土木向け) 要問い合わせ 要問い合わせ(個別見積もり) 自社ドローン・他社建機と組み合わせる場合の単体契約。代理店窓口へ確認。

導入を検討する際は、以下のポイントを販売窓口に見積もり依頼時に確認することが推奨されます。

  • 課金単位の確認
    アカウント(ID)単位の課金なのか、工事現場(プロジェクト)ごとの従量・定額課金なのか、自社の現場運用体制に合わせた試算が必要です。
  • データ容量・ストレージ上限
    長期間にわたり多数のドローン点群や高解像度オルソ画像を蓄積する場合に追加ストレージ費用が発生するかどうかを確認します。
  • 必要オプションの精査
    雨水シミュレーションや発注者向けASP機能、モバイル端末連携機能など、現場の仕様書で求められる機能が基本ライセンスに含まれるか、追加契約が必要かを確認します。

導入事例・実績

Smart Construction Dashboardは、全国のゼネコンや土木施工会社において、ICT土工や公共工事の現場で数多く導入されています。公式に公表されている代表的な事例を紹介します。

株式会社三和(ICT活用土工工事)

  • 導入の背景
    同社にとって初となるICT活用土工工事において、現場全体の土砂量を正確かつ迅速に把握することが課題となっていました。従来手法では、現場全体の土量を把握するために2日ごとに地上レーザースキャナー(TLS)を用いた測量を行っていました。
  • 導入効果
    従来の地上レーザー測量では現場での計測作業だけで「丸1日」を要していましたが、ドローンによる空中写真測量とDashboardの組み合わせへ移行したことで、現場全体の計測作業が「わずか10分足らず」で完了するようになりました。さらに、取得したデータから点群データを生成してDashboardへ展開するまでの時間も「数十分」へと短縮されました。画面上で視覚的に切土・盛土のボリュームを即座に計算できるようになったため、発注者から寄せられる「土取り場の残量はあとどれくらいあるか」といった突発的な問い合わせに対しても、数値を即座に回答できるようになり、発注者との信頼関係構築と現場管理の効率化を同時に達成しました。

国土交通省 関東地方整備局 令和4年度優良工事等表彰(施工者事例)

  • 導入の背景と効果
    国土交通省関東地方整備局管内の直轄土木工事において、施工管理に『Smart Construction Dashboard』を組み込んだ現場管理体制が構築されました。従来のように作業員が現場内を目視で巡視したり、個別断面をその都度手測量したりする頻度を大幅に削減し、クラウド上でリアルタイムに進捗率や土量を把握する体制を実現しました。
  • 公表された実績評価
    3次元起工測量モデルと最新の現況データをクラウド上で対比させる運用により、追加の現地踏査や再測量を不要化し、工期遵守および現場全体の生産性向上を達成したことが高く評価され、優良工事施工者等として表彰されました。

このほかにも、公式サイト等では上武建設株式会社、鈴与建設株式会社、株式会社廣瀬、大日本土木株式会社など、大手から中堅に至る多数の建設会社における施工現場への導入実績が公表されています。

NETIS登録技術(KT-150096-VE)としての位置づけと公共工事での活用効果

公共工事の受託や施工管理において、使用するデジタル技術が公的な基準を満たしているかは極めて重要な選定基準です。Smart Construction Dashboardは、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録されています。

  • 登録技術名称と番号
    「スマートコンストラクションアプリによる出来高・出来形管理システム」(NETIS登録番号: KT-150096-VE)として登録されています。
  • 「活用促進技術(VE)」認定の重み
    NETISの末尾記号が「-VE」となっている技術は、現場での活用効果評価が完了し、従来技術と比較して経済性、工程、品質、安全性の向上が確認された「活用促進技術」であることを示しています。単なる新規登録(-A)の段階を超え、安定した技術として国から推奨されていることを意味します。
  • 公共工事における実務的メリット
    国や地方自治体が発注する土木工事において本技術を施工計画に組み込むことで、総合評価落札方式の入札時における技術提案での加点対象となるほか、工事完了後の「工事成績評定点」において新技術活用の評価対象として加点が見込めます。企業の技術力アピールと次期案件の受注確度向上に直接寄与する公的バックボーンを持っています。

Smart Constructionエコシステム連携による施工プロセスの統合

Smart Construction Dashboardの大きな特徴は、単体の点群ビューワーとして孤立せず、株式会社EARTHBRAINおよびコマツが展開する「Smart Construction」シリーズのハードウェア・ソフトウェア群とクラウドを介してリアルタイムに連動する点です。

  • スマホ測量「Smart Construction Quick3D」との連携
    LiDAR搭載のスマートフォン等を用いて現場の掘削面や構造物周辺を歩きながら撮影するだけで、小規模エリアの高密度点群を数分で生成できます。生成されたデータはDashboardへ自動転送され、ドローンが飛行できない狭小箇所や構造物下の現況も統合デジタルツインの一部として反映されます。
  • 点群高速処理「Smart Construction Edge」との連携
    現場事務所に設置した専用デバイス「Edge」を用いることで、ドローンで空撮した数百〜数千枚の写真データをクラウドを介さず現場ローカルで高速オルソ化・点群化処理し、即座にDashboardへアップロードできます。通信帯域が限られた現場でも短時間で3Dモデル化が完了します。
  • 運行管理「Smart Construction Fleet」との連携
    土砂運搬を行うダンプトラックや建設機械の位置情報、稼働時間、運搬サイクルをリアルタイムに追跡する運行管理システムと連動します。Dashboard上の土量進捗とダンプの積載運搬実績を突き合わせることで、「あと何往復で目標盛土量に達するか」といった進捗予測の精度を格段に高めることができます。
  • 施工計画最適化「Smart Construction Simulation」との連携
    Dashboard上の現況地形と設計データをベースに、重機の配置やダンプの走行ルート、切盛バランスを3次元空間上でシミュレーションし、最も工期とコストを抑えられる施工計画を事前に検証できます。

導入前に知っておきたいこと

導入を成功させるためには、事前に仕様や運用上の前提条件を正しく把握しておく必要があります。

  • 高度解析機能はオプション契約が必要
    降雨時の流路や冠水危険箇所をシミュレーションする「雨水シミュレーション」などの高度な解析機能は、標準の基本プランには含まれておらず、別途追加費用の発生するオプション契約となります。現場の安全管理や防災計画書作成に活用したい場合は、あらかじめ見積もり内容に含まれているか確認が必要です。
  • 推奨動作環境と安定した通信環境の確保
    本システムはWebブラウザ上で大容量の3次元モデルを軽快にレンダリングするため、Webブラウザは「Google Chrome」の利用が推奨されています。また、大容量の点群データ(LAS/LAZ)や高精細オルソ画像をクラウドと送受信するため、現場事務所や拠点オフィスには一定の速度(光回線や安定した4G/5G通信)が確保されたインターネット環境が不可欠です。
  • 対応フォーマットに沿ったデータ作成
    取り込み可能なフォーマットは、測量点群データ(LAS, LAZ, CSV, TXT)、設計データ(LandXML, DXF)、オルソ画像(TIFF/TIF)など多岐にわたりますが、使用するドローンの解析ソフトやCADソフトがこれらの標準形式で出力可能かどうかを事前にワークフロー上で確認しておく必要があります。

導入の流れ・期間

Smart Construction Dashboardを現場へ導入する際の標準的なプロセスは以下の通りです。一般的なクラウド型SaaSであるため、専用ソフトウェアのインストール作業は不要ですが、現場データの準備期間が発生します。

  • 問い合わせ・現場ヒアリング
    公式サイトまたは正規販売代理店、コマツの営業窓口へ問い合わせます。対象となる工事現場の規模、工種(造成、道路、ダム等)、活用予定の測量機材(ドローン、地上レーザー、スマホ等)やICT建機の有無をヒアリングします。
  • デモンストレーション・個別見積もり
    実際の管理画面を用いたデモで操作性や機能を確認し、利用するライセンス数(ID数)、契約期間、必要なオプション機能を策定して個別見積もりが提示されます。
  • 契約・アカウント発行
    利用規約への同意と契約締結後、管理アカウント(テナント)が発行されます。WebブラウザからログインIDとパスワードを入力することで即座にシステムへアクセス可能となります。
  • プロジェクト作成・初期データ登録
    工事現場ごとにプロジェクトを作成し、公共座標系(平面直角座標系)を設定します。発注図面から作成した3次元設計データ(LandXMLなど)や、着工前の起工測量点群データをアップロードして初期デジタルツインを構築します。
  • 現場運用・サポート開始
    日々のドローン空撮やスマホ測量データを定期的にアップロードし、進捗管理・土量算出を開始します。操作に不明点がある場合は、専用のサポートセンターを活用しながら運用を進めます。具体的な導入期間は、契約完了から最短数日でアカウント発行が可能ですが、設計データの準備状況により異なるため、詳細は販売窓口への問い合わせを推奨します。

よくある質問(FAQ)

利用するためにハイスペックな専用PCやグラフィックボードは必要ですか?
不要です。大容量の3次元点群やモデルの描画処理はクラウドサーバー側で行われるため、一般的なビジネス用PCやノートPC、タブレット端末からWebブラウザ(Google Chrome推奨)経由でスムーズにアクセス・操作できます。
スマートフォンやタブレットからも現場の3Dモデルを確認できますか?
可能です。2023年10月よりモバイル向けアプリ「Smart Construction Dashboard Mobile」が提供されており、スマホやタブレットの画面上で現場の3Dマップを確認したり、現在地と設計面のズレを確認しながら位置情報付きの写真や指示コメントを投稿・共有したりできます。
対応している3次元データのファイル形式にはどのようなものがありますか?
点群データとしてはLAS、LAZ、CSV、TXTなどに対応しています。設計データはLandXMLやDXF、画像データはTIFF/TIF、3DモデルとしてはIFCなどの主要フォーマットに対応しており、各社のドローン解析ソフトや土木CADで作成されたデータを広く取り込めます。
国土交通省のi-Construction基準に沿った帳票作成に対応していますか?
対応しています。i-Constructionの出来形管理要領に準拠した出来形管理帳票や出来高管理表をクラウド上で作成・出力できます。また、NETISにおいても活用促進技術(KT-150096-VE)として認定されています。
操作が分からない場合のサポート体制はどうなっていますか?
専用の「スマートコンストラクション サポートセンター」(フリーダイヤル: 0120-445-538、受付時間: 平日 8:00〜18:00)が開設されています。電話窓口に加えてLINEでの問い合わせ受付や、オペレーターによるリモート画面共有を用いた操作案内にも対応しています。
無料トライアルや事前の動作デモは利用できますか?
提供元である株式会社EARTHBRAINまたは販売代理店へ問い合わせることで、機能デモンストレーションや現場導入に向けた個別相談を受けることができます。トライアル環境の提供可否や条件については窓口への直接確認が必要です。

参照・出典

他のドローン測量・点群処理ソフトと比較する

Smart Construction Dashboardの特徴を含むドローン測量・点群処理の14製品を、料金・機能・対象規模で比較できます。

ドローン測量・点群処理ソフト比較14選